NEWS お知らせ

“相続放棄”による親戚トラブルに要注意!

2022.02.08

妻・子がいるAさんが亡くなりました。

Aさんは自営業でしたが、事業がうまく回っておらず、大きな資産があるわけでもなかったので、妻も子も事業を引き継ぎたくないということで、相続放棄をしました。

 

Aさんは生前、自営業を営む友人Bさんが1,000万円を借り入れする際の保証人となっていましたが、Aさんの死後3年してBさんが破綻。

このような場合、Bさんの連帯保証債務はどうなるでしょうか?

 

実はこの時、債権者が連帯保証の請求をしてきたのは、Aさんの姉。

相続放棄をした人は相続発生時にいなかったものと見なされるので、Aさんの妻・子が相続放棄をした時点で、相続権はAさんの両親、もしくは兄弟姉妹へと移っていきます。

この場合、Aさんの両親は既に亡くなっているので、Aさんの姉へ相続権が移ったわけです。

 

相続放棄をするときは、それによって相続権が移行する関係者へ伝えることが必要です。また、親戚で自営業をしている人がいる場合、特に借入をしているケースがある場合には注意が必要です。